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  そもそも会社とは? 
 
  会社とは、営利社団法人をいいます。すごくかみ砕いていうと、会社とは、「お金儲けのための人の集団で、その集団が人であるかのように扱われるもの」をいいます。
 10人の集団が毎回取引に出かけて行かなきゃならないのでは、面倒くさくて仕方がありません。
 取引先も毎回10人来られたのでは、おっかなくって仕方がありません。
 かといって、取引の度に9人分の委任状を作って1人に渡すのも面倒です。
 10人の集団を現すものである会社を作れば、そのようなことをしなくてすみます。会社を作れば、取引には社長1人が行って、その他の9人はモノを作ったり、広告を作ったりすることができます。
 その他、会社設立には、節税になったり(1,000万円以上の利益が出るなら会社にした方がお得です)、共同出資の比率を明確にしたりといったメリットもあります。
 
 
  株式会社とは? 
 
  会社の代表格が株式会社です。では、株式会社とはなんでしょうか?
 まず、株主が会社にお金を出資します。
 そして、株主に選ばれた取締役がそのお金を元にビジネ
 スをして利益を出し、それを株主に分配します。
 資産家のおじいさん(株主)と若い青年実業家(取締役)
 をイメージすると分かりやすいかもしれません。
 
 ただ、日本の株式会社は株主と取締役が同じ人である場
 合がとても多いです。
 (もちろんこれは禁止されていません。)
 つまり、自分で出資して、自分で経営している小規模な会
 社が多ということです。
 
 
 
  株式会社のメリット
 
  「自分で出資して、自分で経営するなら別に株式会社にする必要ないじゃないか?」確かにそうかも知れません。
 しかし、株式会社には以下のようなメリットがあります。
 
 @ビジネスの信用が増す
 まず、株式会社にすると銀行からお金が借りやすくなります。
 また、お客様の信用が得られるので、取引がしやすくなります。
 
 A有限責任である
 株主は、出資の金額についてのみ責任を負います。
 会社が倒産したときに借金を負わなくてすみます。銀行からお金を借りたのはあくまでも会社であって、株主ではないのです。
 ただし、株主が取締役を兼ねている場合は、取締役として損害賠償をする場合もあります。また、会社の保証人になっている場合にも当然責任を負います。
 
 
  設立の流れ 
 
 
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